①壁中心線を書く

薄い線で壁となる部分を書いていきます。

開口部があるところもそのまま線を通して書きます。

※外周部に建物の大ブロックの印をつけておくと、上下階の間違えが少なくなり、筋交いを入れる時の基準ともなります。

②開口部の壁中心線消し

外部、内部の開口部のを消しゴムを使って消していきます。

この時役に立つのがペン型の消しゴム(モノゼロ角型)です。

次の工程から実線を書いていきますので、間取りに間違えがないか確認しましょう。


③通し柱の〇を書く

上下階で位置が違っていないか確認しましょう。後で気づき修正すると図面が汚くなってしまいます。

④横方向の壁線を書く(下側)

壁中心線(薄い線)を見ながら、感覚で壁厚をとり実線を書いていきます。

壁厚は少し書いていれば慣れで分かるようになります。

※最初に書いた薄い線は薄すぎると方眼の線に紛れてしまうので、ちょっと濃いめの薄い線で書いたほうがいいかもしれません。

⑤横方向の壁線を書く(上側)

上の壁線は定規の下に見える先ほど書いた壁線を見ながら、書いていきます。

※もし先に書いた壁線が中心線よりどちらかに寄ってしまった場合は中心線を無視して壁厚を優先してか書きます。あとで見ると意外に気になりません。

⑥横方向の壁線を全て書く

④⑤と同じ書き方で上下階とも横線方向の壁線を全て書きます。

※横線の端部は若干長めを意識すると、次書く縦線にかぶりきれいに見えます。

⑦縦方向の壁線を書く(左側)

壁中心線(薄い線)を見ながら、感覚で壁厚をとり実線を書いていきます。

⑧縦方向の壁線を書く(右側)

横線と同じ方法で、定規の下に見える先ほど書いた壁線を見ながら、書いていきます。

※もし先に書いた壁線が中心線よりどちらかに寄ってしまった場合は中心線を無視して壁厚を優先してか書きます。

⑨縦方向の壁線を全て書く

⑦⑧と同じ書き方で上下階とも縦線方向の壁線を全て書きます。

※柱も一緒に書けるところは書いていきましょう。

⑩柱を書く

※一階の柱は910ピッチに入れておくと、梁伏図を書く際に書きやすくなります。

⑪筋交いを書く

⑫サッシを書く

⑬サッシ枠を書く

薄い線で、外壁線をなぞるような感じでサッシ枠の線を書きます。

⑭内部建具を書く


⑮階段を書く

※この時手摺も一緒に書きます。

⑯要求室ごとに家具等を書く。

要求室の表を見ながら、部屋に必要な家具等を書き、室名、必要であれば床面積、床高を書きます。

※要求室の表の上から部屋を仕上げていくことで忘れが少なくなります。


⑰要求室ごとに家具等を書く。

⑱要求室ごとに家具等を書く。

※シャーペンはクルトガを使えば、室名などの文字がシャープになり図面がキレイに見えます。

⑲設備、庇、デッキ等を書く

⑳外構図を書く。


寸法線、建物外部の文字等を書いて配置図・平面図は完成です。

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